【 käsikäsi 】
ふたご、みつご、多胎児で良かったとみんなが思えるように…
käsikäsiでは、「多胎ファミリーの笑顔が増えるように」という願いのもと、当事者同士が寄り添い、支え合う活動をおこなっています。
街でたまに見かけるふたごちゃんやみつごちゃん。
とっても幸せそうで可愛らしい姿の裏には、多胎育児をとり巻く現実も…
周りに多胎育児をしている家庭の少なさから、妊娠期からの情報不足。
早産や長期での管理入院のリスクや、低出生体重児も多く、NICUでの長期入院。
まだ歩くことのできない複数の赤ちゃんを連れての外出の困難さ。
同時や交互での、エンドレスの夜泣き。
結果、地域のなかで孤立しがちな多胎家庭も多く、多胎児の虐待死亡事案の発生は、単胎児に比べて約4倍であるとの調査結果もあります。
そんな現実を目の当たりにしたふたごママたちが集まり、
「自分たちの経験を次の多胎ファミリーのために役立てたい」
「手と手をとって、ともに子育てしていきたい」
という想いから、長浜市を中心にピア(=同じ立場の仲間)サポート活動をおこなっています。
ほかにも、多胎ファミリーが交流できる居場所づくりやイベント活動などにも取り組んでいます。
①ピアサポート事業
長浜市の多胎児家庭サポート事業のなかで、ピアサポーターの委託を受け、多胎育児特有の悩みなどを伺ったり、多胎育児に役立つ情報をお伝えする活動をおこなっています。
保健師さんに同行しご自宅や保健センターなどで、お話を伺います。
ほかにも、4か月児・10か月児健診の会場に付き添い、健診中お子さんの見守りや移動のお手伝いをおこなったりしています。
また、ピアサポートを希望してくださった方には、これまでkäsikäsiに関わってくださった多胎ファミリーの皆さんの体験談をまとめた『käsikäsi smile book』をお渡ししています。
②多胎サークル「käsikäsiひろば」の運営
毎月、子育て支援センターや社協さんのお部屋をお借りして、おしゃべり会を開催しています。
多胎育児の辛いことや大変なことの話だけでなく、喜びや幸せな想いも分かち合いながら、皆さんと楽しいひとときを過ごしています。
ママだけでなく、パパやおじいちゃん、おばあちゃんなど、多胎育児に関わる方に参加していただけます。
多胎児を妊娠中のファミリーや長浜市以外からの参加も大歓迎です。
そのほかにも、育児に役立つ勉強会や、大先輩のふたごママさんとの交流会、ファミリーで楽しめるイベントや、多胎グッズのバザー会なども不定期で開催しています。
イベント時はふたごママスタッフが駐車場まで送迎をしたり、ご家族と一緒にお子さんの見守りをおこなっていますので、安心してご参加いただけます。
詳しい情報は、käsikäsiの公式LINEや Instagramをご覧ください。
サークル情報
●公式LINE
@439ohkpn
●Instagram
@kasikasi_nagahama
多胎ファミリーの笑顔が増えますように。
みなさまのご参加をお待ちしております。